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インプラントの歯はホワイトニングできる?天然歯との色を合わせる方法も解説

インプラントの歯はホワイトニングできる?天然歯との色を合わせる方法も解説

梅田クローバー歯科クリニック 歯科医師 久野 喬

インプラントの歯はホワイトニングできる?

インプラントの人工歯そのものを、一般的なホワイトニングで白くすることはできません。

ホワイトニングの薬剤は天然歯に作用するもので、セラミックやジルコニアなどで作られているインプラントの人工歯には、天然歯と同じような漂白効果が得られないためです。

ただし、インプラントが入っていても、周囲の天然歯をホワイトニングすることはできます。

そのため、「インプラントがあるからホワイトニングできない」と考える必要はありません。ポイントになるのは、ホワイトニング後に天然歯とインプラントの色が合うかどうかです。

この記事を読むとわかること

  1. インプラントの歯をホワイトニングできるのか
  2. なぜインプラントの人工歯は白くならないのか
  3. インプラントが入っていてもホワイトニングできるのか
  4. ホワイトニング後に色が合わなくなったときの対処法
  5. インプラントとホワイトニングはどちらを先に行うとよいのか
  6. インプラントの歯はホワイトニングできますか?

 

インプラントの人工歯そのものは、ホワイトニングでは白くできません

インプラントの人工歯そのものは、ホワイトニングでは白くできませんの図解

インプラントは、顎の骨に入れるインプラント体、その上につながる部品、そして見た目の歯にあたる人工歯から構成されています。

このうち、口の中で見えている人工歯にはセラミックやジルコニアなどが使用されることがあります。

ホワイトニングは天然歯に薬剤を作用させて歯を明るくする方法なので、人工材料で作られた歯には同じ効果がありません。

インプラントがあるとホワイトニングできないのではなく、「インプラントの人工歯は白くならない」と考えるとわかりやすいでしょう。
ホワイトニングで色を変えられるかどうかは、天然歯か人工歯かによって異なります。

まずはこの違いを知っておくと、インプラントがある場合のホワイトニングを理解しやすくなります。

歯の種類 ホワイトニングによる変化
天然歯 白くすることができる
インプラントの人工歯 基本的に白くならない
セラミックの被せ物 基本的に白くならない

つまり、天然歯とインプラントが混在している口の中でホワイトニングをすると、天然歯だけが明るくなり、インプラントの人工歯は現在の色のまま残ります。

とくに前歯のインプラントでは、噛む機能だけでなく、周囲の天然歯との色や形の調和も重要になります。前歯のインプラントについて詳しくはこちらをご覧ください。

なぜインプラントの人工歯はホワイトニングで白くならないのですか?

ホワイトニングは、天然歯の内部にある着色成分に薬剤を作用させ、歯を明るくしていく治療です。

一方、インプラントの人工歯は人工材料で作られているため、ホワイトニング剤を使用しても天然歯のような色の変化は起こりません。

人工歯にホワイトニング剤を長く使ったとしても、天然歯と同じように白くなるわけではありません。

「ホワイトニングを何回か繰り返せばインプラントも少しずつ白くなるのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、基本的には期待できません。

そのため、インプラントの人工歯そのものの色を変えたい場合は、ホワイトニングとは別の対応を考える必要があります。

インプラントが入っていても天然歯はホワイトニングできますか?

はい。インプラントが入っていても、周囲にある天然歯はホワイトニングできます。

たとえば前歯のうち1本がインプラントで、それ以外が天然歯だった場合、天然歯については通常どおりホワイトニングを検討できます。
ただし、人工歯の色は変わらないため、ホワイトニングによって天然歯だけが明るくなると、インプラントとの色の差が目立つことがあります。

インプラントがある方の場合、「どこまで白くするか」を人工歯の色も見ながら決めることが大切です。

インプラントの位置によっても、ホワイトニング後の色差の目立ちやすさは変わります。
とくに笑ったときに見えやすい前歯では、治療前に仕上がりを相談しておくと安心です。

インプラントの位置 ホワイトニング時に考えたいこと
前歯 天然歯との色差が目立ちやすいため、色合わせが重要
小臼歯 笑ったときに見える範囲によって色差が気になることがある
奥歯 前歯より色差が目立ちにくい場合が多い

そのため、「どれだけ白くできるか」だけではなく、インプラントの人工歯と自然に調和する白さはどの程度かという視点も重要です。

インプラントが入っていても、周囲にある天然歯はホワイトニングできます。ホワイトニングの方法や特徴については、ホワイトニングについて詳しくはこちらをご覧ください。

ホワイトニング後にインプラントだけ色が違って見えたらどうしたらいい?

ホワイトニング後に天然歯が白くなると、それまで気にならなかったインプラントの人工歯が少し暗く見えることがあります。

これはインプラント自体が急に変色したのではなく、周囲の天然歯が明るくなったことで相対的に色の差が目立つようになった可能性があります。

ホワイトニング後の色差が気になる場合は、人工歯をさらにホワイトニングするのではなく、色の合わせ方を歯科医師と相談します。

対応方法は、現在の色の差や人工歯の状態によって変わります。
「色が違うからすぐ交換」と決まっているわけではありません。

状態 考えられる対応
色の差が小さい そのまま経過を見ることもある
表面の着色が目立つ 歯科医院でクリーニングを検討する
天然歯との色差が大きい 希望に応じて人工歯の作り直しを検討する

人工歯を作り直す場合は、ホワイトニング後の天然歯の色を確認してから色を合わせることで、周囲になじみやすくなります。

前歯では1本だけを見るのではなく、左右の天然歯を含めた全体のバランスで判断することが大切です。

インプラントとホワイトニングはどちらを先にするといいですか?

これからインプラント治療を受ける予定で、ホワイトニングも希望している場合は、一般的には天然歯をホワイトニングしてから、最終的な人工歯の色を決める方法が考えられます。

先にインプラントの人工歯を完成させ、その後に天然歯をホワイトニングすると、天然歯だけが白くなって色が合わなくなる可能性があるためです。

これからインプラントを入れる方は、「将来ホワイトニングもしたい」と治療前に伝えておくことが大切です。

治療する順番による違いをまとめると、次のようになります。
とくに前歯のインプラントでは、最終的な白さをイメージしてから人工歯の色を決めることが重要です。

治療の順番 特徴
ホワイトニング → 人工歯の色を決定 白くなった天然歯に合わせて人工歯の色を決めやすい
人工歯を完成 → ホワイトニング 天然歯だけ白くなり、色差が生じる可能性がある
すでにインプラントがある 現在の人工歯の色を確認しながら白さを決める

ただし、インプラント治療の進み方や口の中の状態によって、適したタイミングは異なります。

インプラントとホワイトニングの両方を考えている場合は、それぞれを別々の治療として考えず、最終的な口元の色まで含めて相談するとよいでしょう。

すでにインプラントがある場合はどの程度までホワイトニングできますか?

すでにインプラントが入っている場合でも、天然歯を希望する明るさまでホワイトニングすること自体は可能です。

ただし、天然歯を明るくするほど、現在の人工歯との差が大きくなる可能性があります。

そのため、次の2つの考え方があります。

  1. 現在のインプラントの色に合わせて天然歯の白さを調整する
    → 人工歯を作り直さずに、口元全体の色を自然にまとめたい場合に考えられる方法です。
  2. 希望する白さまで天然歯をホワイトニングしてから人工歯を合わせる
    → より明るい口元を希望する場合には、ホワイトニング後の色に合わせて人工歯の作り直しを検討することがあります。

どちらが適しているかは、現在の人工歯の位置や色、希望する白さによって異なります。

「インプラントに合わせて天然歯を白くするのか」「白くした天然歯にインプラントを合わせるのか」を決めることが、自然な色に仕上げるポイントです。

インプラントがある場合、ホワイトニングの費用や期間は変わりますか?

インプラントが入っていることだけを理由に、天然歯のホワイトニング費用や期間が大きく変わるとは限りません。

ホワイトニングの料金や回数は、施術方法、使用する薬剤、希望する白さ、歯科医院によって異なります。

一方、ホワイトニング後にインプラントの人工歯を新しく作り直す場合は、ホワイトニングとは別に人工歯の費用や通院が必要になります。

費用を確認するときは、「ホワイトニングだけで仕上げるのか」「人工歯の色も変更するのか」を分けて考えるとわかりやすくなります。

まず天然歯のホワイトニングだけで問題ないのか、それとも人工歯の変更まで必要なのかを診てもらい、そのうえで治療内容と費用を確認するとよいでしょう。

まとめ|インプラントの歯はホワイトニングできる?

インプラントの人工歯そのものは、ホワイトニングでは白くできません。
ただし、インプラントが入っていても周囲の天然歯をホワイトニングすることはできます。

注意したいのは、天然歯だけが白くなることで、インプラントとの色の差が目立つ可能性があることです。

これからインプラント治療とホワイトニングの両方を考えている場合は、天然歯をホワイトニングしてから、その色に合わせて人工歯の色を決める方法が考えられます。

すでにインプラントが入っている場合は、現在の人工歯の色を基準にホワイトニングするのか、希望する白さまで天然歯を白くして人工歯の作り直しを検討するのかを歯科医師と相談しましょう。

「インプラントはホワイトニングできるか」という質問への答えは、人工歯そのものはできない、天然歯はできる、というのが基本です。

そのうえで、自然な仕上がりを目指すなら、歯1本の白さではなく、周囲の天然歯との色のバランスまで考えることが大切です。

関連ページ:梅田クローバー歯科のインプラント治療

この記事の監修者
医療法人真摯会 梅田クローバー歯科クリニック
院長 久野 喬

2014年 松本歯科大学卒業卒業。日本障害者歯科学会 認定医。ACLS講習終了。日本口腔インプラント学会。日本小児歯科学会。日本接触嚥下リハビリテーション学会。

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梅田クローバー歯科クリニック

大阪矯正歯科グループ大阪インプラント総合クリニック

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