歯医者での自由診療の支払い時によく聞くデンタルローンとは、どんな種類のローンなのかご説明します。
デンタルローンとは歯科治療に特化されたローン
デンタルローンは歯科治療の目的に限定されたローンで、歯科矯正やインプラント等の自由診療の費用を分割で払うことが出来ます。契約時に返済期間や回数を設定できるため余裕を持った支払いが出来ます。
歯科治療にかかる費用は、保険適用内で払えるものと自費治療の2種類があります。治療内容によっては一度に支払うには高額な治療費になります。
保険か自費かの治療内容の決定の際には、基本的には患者さんの無理のない範囲での治療をおすすめしますが、前歯を失った場合など、やむを得ず高額な治療になることもあります。
そのときに高額な治療だから今すぐにお金が用意できないとあきらめずに、デンタルローンに申込をして契約するという選択肢もあります。デンタルローンは、歯科治療に限定されたローンのことで、信販会社が治療費を歯科医院に立替払いし、患者さんは金利・手数料が加わった額を分割でローン会社に返済することになり、銀行などの金融機関の口座から引き落としされます。
デンタルローンの金利は?返済回数は?
デンタルローンは一般的なローンよりも低金利です。そのため返済回数が多くなっても金利手数料がそれほど大きな額になることはありません。
また、返済回数に関してはクレジットカード払いの最大分割払いである24回以上の返済回数の設定が可能なため、ボーナス払い併用など、希望する回数で余裕をもって支払いが出来ます。何回まで分割できるかは、歯科医院によりますので、契約する医院にお問合せ下さい。
審査は厳しい?保証人は必要?
デンタルローンには審査があります。ローン会社によりますが、18歳以上で安定した収入がある方はローン契約が可能です。未成年の方はご本人に安定した収入があったとしても保護者の許可が必要になります。
クレジットカードの契約と同じように審査があるため、専業主婦の方、学生の方はローンの契約にあたって連帯保証人が必要な場合もあります。ケースバイケースですので、実際にローンが使用可能かどうかは審査結果をお待ちいただく必要があります。
ローン会社によっては、総額と支払回数を設定したシミュレーションが出来たり、ネットで書類の提出不要の略式の審査を受けて、それに通ったことを確認してから実際の契約の申込み手続きを行うことができるところもあります。
利用可能な金額はどのくらい?
デンタルローンの利用可能額は少額から可能で、ローン会社にもよりますが、大体10万円~500万円までの借入が使えます。ローン会社によってはポイントが付くサービスがある会社もあります。
医療費控除は可能?
デンタルローンは医療費控除の対象となります。確定申告の際に所得税の控除額に含めることが出来ます。1年間に支払った医療費の領収書や歯科医院までの交通費が対象になりますので、領収書は必ず保管しておき、交通費はメモ書きして保管しておきましょう。
デンタルローンに関するQ&A
デンタルローンは歯科治療に特化されたローンで、歯科矯正やインプラントなどの自由診療の費用を分割で支払うことができます。契約時に返済期間や回数を設定できるため、支払いが柔軟に行えます。
デンタルローンの返済回数には最大分割払いである24回以上の設定が可能です。これにより、希望する回数で余裕を持って支払いができます。ただし、分割回数は歯科医院によって異なるため、契約する医院に確認が必要です。
デンタルローンには審査があります。一般的に18歳以上で安定した収入がある方はローン契約が可能ですが、未成年の場合は保護者の許可が必要です。専業主婦や学生の場合、連帯保証人が必要な場合もあります。
まとめ
歯列矯正やセラミック治療などの治療費を支払いやすくするためデンタルローンは大変ご利用しやすくなっております。デンタルローンの利用申し込みをすれば、高額な自由診療も月々の最小の負担で受けることができます。